2022年6月度の安全教育を6月27日(月)砕石リサイクル部作業員及び運転手、6月28日(火)生コン車運転手に対し、2回に分け実施しました。教育講習前に、平成28年8月24日事故被災者に対して黙祷をささげ、安全運転に徹することを出席者全員で誓いました。
【教育内容】
①新型コロナウイルスによる感染防止について
コロナ感染が国内で蔓延してから3年になり、なかなか完全収束せず、感染予防も日常化し、漫然化しがちだが、私たちにできることは基本的防止(マスクの着用・消毒液の使用・手洗い等)しかないので感染予防を継続していくこと。
②熱中症対策
前日の睡眠不足、アルコール類の過剰な摂取をやめること
作業中はのどの渇きを感じる前に早めの水分補給を行うこと
体調不良を感じたら早めに所属長に連絡すること
③事故事例について
本社場内に於いて重機による接触が2件発生。重機による接触は重大事故に繋がるので、車輌運転中及び操作中に於いては作業状況をよく確認すること。
相変わらずバックで後進中の軽微な事故が多発しているので、現場内の狭い場所などでは、前後左右細心の注意を払い運転すること。また、現場待機中に場内をよく点検確認し、現場状況を把握すること。
④福岡県嘉麻市の橋の付替え工事現場に於いての死亡事故
他の事業者の嘉麻市熊ヶ畑の工事現場で、農業用通路のコンクリート製の擁壁が倒れ、男性作業員(外国人技能実習生・家庭持ち)が下敷きになり死亡する事故が発生。
建設現場の事故とはいえ、重機運転また車輌運転もひとたびミスを起こせば重大な結果をもたらすことを念頭に置いて、安全作業に努める。
⑤車輌について
車輌(ダンプ・トレーラー・生コン車・重機等)の始業前点検及び終了点検を確実に行い、異常を感じた時は早めに報告すること。
⑥その他
前回ミーティング時より昨日までのドライブレコーダーによる急減速回数が多い者1名、速度違反が疑われる者1名に対し個別に注意した。