2021年7月度の安全教育を7月17日、19日と新型コロナウイルス感染防止の為2日間に分けて、砕石・リサイクル部、ダンプ・トレーラ運転手、生コン車運転手に対し、実施しました。
教育講習前に、平成28年8月24日事故被災者に対し黙祷を捧げ、二度と痛ましい事故を起こさないことを出席者全員で誓いました。
【教育内容】
1.新型コロナウイルスによる感染防止について
高齢者のワクチン接種が開始されているが、高齢者以外の社員もワクチン接種が出来得る状況なので、自身の健康管理及び周りの者への感染防止の観点から進んで接種を受けてもらいたい。(当社隣敷地の沢井製薬よりワクチン接種希望者の接種受入可能の連絡があり、我が社従業員の希望者を募る)
2.事故事例について
前回ミーティング時より昨日までに発生した事故事例3件について、事例を紹介し、出席者全員で原因と予防策を検討した。1件目は、現場内で屋上より垂れ下がったコード等に車輌上部を引っ掛け、車輌上部損傷。2件目は、現場進入時、狭い路地裏に進入し方向変換時、運転不良によりブロック塀及びフェンス塀他に接触した。3件目として、現場到着時、アパート駐車場内にてUターンする為バックで進入時、駐車場出入口チェーンに接触し切断したもの。
反省・再発防止として、現場内の状況を必ず車より降りて目視し、確認、その後作業にあたること。進入経路を誤った場合は道路状況を良く見極め運転し、また、私用地駐車場等には絶対に立ち入らず、バック時はモニター確認だけではなく降車し、後方状況を視認し行動すること。
3.車輌内の整理整頓について
車輌内は整理整頓し、助手席側足元の小窓(巻き込み防止窓)にシール貼付を禁止するとともに、物等を置かず車外が見える状況にしておくこと。
4.配達伝票の確認
出荷時の伝票を受け取り時、配達物品及び記載内容を指示された内容と照らし合わせ、不確実な場合は出荷責任者、または工場長に確認し、配達業務にあたること。
5.熱中症について
季節柄、高温多湿な状況なので、早め早めの水分補給と適時の休憩を心掛けるとともに、前日前夜の過度な飲酒を控えること。
6.本社場内の通行経路について
重機オペレーターは地上作業員の通行に十分注意するとともに、後進時はバックモニターで作業員の動きを視認し、必ず歩行者を優先させるとともに、前進時及び後進時は死角になるところを感知して作業すること。
7.ヒヤリハットについて
社長より話があり、片側二車線道路左側走行中、前方に車が停止していたので右側に車線変更時、後方より猛スピードで進行してきた車輌と接触しそうになったので、車線変更時は後方を十分確認し、他車輌へのイライラ等感情を抑え、冷静に安全運転に努めるように指示がある。
8.全社員挙げての交通安全について
車輌走行時、横断歩道等に歩行者がいる場合は必ず一時停止をし、歩行者保護に努める。横断歩道時の一時停止はマナーではなく、道路交通法第38条に定めれらている交通法規であり、全社員必ず厳守すること。社内各場所に≪横断歩道における歩行者の優先について≫を掲示し、全社員挙げて安全運転に取り組む。
9.その他
前回ミーティング時より昨日までのドライブレコーダーによる急減速回数多発者3名に対し個別に注意した。今回は速度違反等が疑われる者は発生しなかった。