2021年1月度の安全教育を1月23日(土)生コン運転手、1月25日(月)ダンプ・トレーラ運転手に実施しました。
教育実施前に、平成28年8月24日事故被災者に対し黙祷を捧げ、改めて法令違反による悲惨な事故を起こさないことを全出席者で誓いました。
【教育内容】
1.新型コロナウイルスによる感染防止について
身近な場所、身近な人に感染が発症されているので、より以上に不要不急の外出を控え、手洗い・マスクの使用、また洗顔など出来る限りの予防策を施すこと。不要不急の外出はしばらくの間控えること。朝出勤時、非接触型体温計で体温を計測し、また体調の悪い者は上司に報告し指示を受けること。
2.労災事故について
1月8日に場内で生コン車運転手が配達前に積雪時、場内移動中に雪のため滑り、左足を骨折。冬期は積雪及び凍結により足元が滑りやすくなるので十分注意すること。
3.事故事例について
前回ミーティング時より今までに発生した4件の車輌事故について 出席者全員に紹介し再発防止策を検討した。
- エンジンオイル補給作業中にドラム缶が滑り落ち、車輌に接触。今後の対策として、作業時は広い場所を確保し、安全具は必着で臨むこと。
- 配達現場にバックで進入時、溜桝の蓋を踏み割る。後進時の事故が頻繁に発生しているので、再度、現場に進入時は状況を把握し、運転することを徹底指導した。
- 運転不良により現場進入時ブロックに接触。タイヤをバーストさせ、その後、修理業者に連絡するため運転中に携帯で通話し木の枝にバイザー接触。いかなる場合といえ運転中の携帯電話の使用は厳禁であり、再度、当該運転手及び出席者に注意指導した。
- 箱崎工場内で方向変換中に運転不良によりコンクリート擁壁に接触事故。運転中は絶えず索敵警戒を怠らず、安全運転に努めること。
4.デジタルドライブレコーダーによる個人別の安全運転の結果について
運転手の安全意識がわずかながらでも向上心がみられるのか、急減速回数の減少と速度違反が疑われる運転が見受けられなくなり、安全得点も全員高得点で維持している。しかしながら、気を緩めることなく事故ゼロを目指し、全員一丸となって安全運転に取り組む決意である。
5.その他
本社場内でプラント上部より錆が落下しているので早急に改善するが、場内に於いてはヘルメットを着帽し、注意すること。