2020年10月度の安全教育を10月26日(月)ダンプ・トレーラ運転手及び生コン車運転手に実施しました。
教育実施前に、平成28年8月24日事故被災者に対し黙祷を捧げ改めて法令違反による悲惨な事故を起こさないことを全出席者で誓いました。
【教育内容】
1.新型コロナウイルス感染について
今から冬場を迎え、インフルエンザの流行、また新型コロナウイルス感染がまだまだ収まっていない状況の中、一人一人が健康管理に気を付け、予防接種を受けて感染防止に努めること。
2.事故事例について
前回ミーティング時より本日までの事故事例3件を紹介し、出席者全員で討議し今後の同種事故防止に努める。
- 配達現場にバックで進入時、現場内鉄筋と接触。現場内が煩雑な状況だった為、現場内鉄筋と接触したもの。反省として、目視・サイドミラーなどで状況が分かりづらい場合は必ず降車して周囲の状況を確かめること。
- 現場で待機中、携帯電話で通話しながら運転し、擁壁に接触したもの。常日頃から運転中の携帯電話は厳禁しているにもかかわらず、このような事故を起こし、なお一層の運転手個々の自覚を促す。
- 現場へ配達途中、直進すべき所を間違えて右折し、慌てて方向変換しようとして、後方をよく確かめもせずバックして後続車に衝突。道を間違えた場合は焦ることなく安全を確かめ、定められた経路に戻るように方向変換すること。
3.生コン輸送マニュアル「運転手の心得」について
生コン輸送マニュアル「運転手の心得」より、「現場到着時間及び荷卸し時の遵守事項」について生コン工場長より指導及び注意があった。各運転手にとってはマニュアルに定められた事項であり改めて基本に戻り、今後の業務を遂行すること。
4.各車輌の整備点検について
- 季節が変わり、時期的にバッテリーに負担をかける為、バッテリー液を日常点検すること。
- ダンプ車輌に於いて荷を下ろした後は、荷台をよく清掃点検し次の積み荷に備えること。
- 帰庫時、室内灯及びドアロック・歯止めを確実に実施すること。
5.速度超過疑いについて
前回ミーティング時より本日までの速度超過が疑われる者1名、及び急減速回数が頻発している者4名に対し個別に注意指導した。