2020年9月度の安全教育を9月26日(土) 生コン車運転手、9月28日(月) ダンプ・トレーラ運転手と2回に分けて実施しました。
教育実施前に、平成28年8月24日 事故被災者に対し黙祷を捧げ、改めて法令違反による悲惨な事故を起こさないことを全出席者で誓いました。
【教育内容】
1.新型コロナウイルス感染がまだ収まることなく発生しているので今まで以上にマスクの着用は勿論のこと、消毒液の使用、不要不急の外出を控え、一人一人が防御するよう努めること。
2.前回ミーティング時より本日までの事故事例7件を紹介し、出席者 全員で事故防止について討議した。
- 飛び石によるフロントガラス破損が2件。
- 現場にバックで進入時、外柵丸鋼管に前バンパーが接触。状況が分かりづらい場合は必ず車輌から降りて周囲を把握すること。
- 現場で後進時、ブレーキロックをかけ忘れ、重機のバケットに接触。一つ一つの操作を確実に実施すること。
- 配達時ドラムロックを忘れ、木の枝に外部ドラムレバーが接触。ドラム逆転し、砕石を落下させる。上記事故と同じように、出発時はドラムロック操作を確実に実施する。
- 高速道路料金所進入時、進入口を間違え料金ゲートに接触。進入口を間違えた場合は焦ることなく、料金所係員に事情を説明し対応する。
- 配達現場の帰り山道を通過中、山側に寄り過ぎタイヤを損傷。狭い道路、状況の分かりづらい道路を運行する場合は、焦ることなく徐行運転を心掛ける。
3.八木山峠のカーブを通行中、対向車輌 原付バイクがバランスを崩し、当社車輌の後方トレーラタイヤに接触。現場で相手運転手は怪我が無いことを確認したので、当社運転手は車輌が渋滞するので空き地に停め、現場に戻ったが、相手運転手は現場を立ち去っていた。一般道路に於いて車輌事故が発生した場合は必ずその場で110番通報し、警察に届け出ること。
4.安全具(ヘルメット・手袋・安全帯等)の確実な装着と、車輌停止時はタイヤ歯止めを励行し、事故防止に努めること。
5.生コン輸送マニュアル「運転手の心得」より運搬作業時の重視事項について出席者全員に指導した。
6.前回ミーティング時より昨日までのドライブレコーダーによる速度超過及び急減速回数を検証した。速度超過が疑われる運転手3名、急減速回数が多数の運転手2名に対し個別に注意指導した。