2022年11月度の安全教育を11月22日(火)生コン工場、11月25日(金)砕石リサイクル部に対し、新型コロナウイルス感染拡大の為、2日に分けて実施しました。教育前に、平成28年8月24日 事故で亡くなられた被災者を悼み、黙祷をささげました。
【教育内容】
①新型コロナウイルス感染について
冬場にかけて第8波の感染が発生しそうなので、今まで以上にうがいの励行・マスクの着用等・三密防止に努めるとともに、インフルエンザ感染にも気を付けること。
②事故について
生コン車輌による事故及びダンプ車輌による軽微な事故が発生している。
相変わらず現場状況の確認及び慎重な運転動作により防げると思われる接触事故なので、個別事故の状況を説明し、出席者全員で事故原因を討議し、無事故運転を誓った。
③配達現場内での挨拶について
配達現場入場時、伝票の受け渡し時など、また、現場退場時は必ず挨拶励行。
現場には工事発注者、施主、注文者なども常駐している場合もあるので、服装に気を付け、安全防具を装備し、停車時は歯止めを忘れることなく処置し、規律ある態度で臨むこと。
④取引業者現場内での退出時、他社車輌による接触事故について
他社車輌が現場退場時、センサーポールに接触。現場事務所に報告なく、そのまま運転し、立ち去ったことが監視カメラに記録されるという事象が発生。現場内及び現場退場時は、接触事故を避けることは勿論、万一事故を発生させた場合は、速やかに現場担当者に報告し、担当者からの指示を仰ぐこと。
⑤取引先業者から協力会社に対しての安全作業のお願いについて
取引業者の現場において、10月31日から11月16日の17日間で4件の労災事故が多発している連絡文書が送付され、労働災害防止を徹底するようにとの要請があった。事故の内容は、積み荷や取り付けた物の荷崩れ、作業動作の確認不足など、これまでの災害の多くを占めるヒューマンエラーによる災害が発生している。
トラック車輌荷台より荷卸し中、鉄筋資材が散乱し、作業員が右手負傷。また、仮設足場の型枠用鋼管が作業用機械の振動で鋼管を支えていた釘が抜け、鋼管が作業員の腰部に倒れ腰椎捻挫。 現場内で脚立により作業していた作業員が、作業終了後、脚立を降りる時ステップを踏み外し、転落し右肘打撲。また、前記事故と同じように車輌ステップより地上に降りる時、ステップで足が滑り地上に後ろ向きで転倒した際、ヘルメット着用にもかかわらず後頭部を負傷。
発生した災害全体的にいえることだが、作業動作の確認不足などヒューマンエラーによる原因が主なので、作業手順を厳守し、余裕を持った作業を行うこと。
⑥ドライブレコーダーにより速度違反が疑われる者3名、及び急減速が多発している者3名に対し、安全運転管理者より個別に指導した。