2023年4月度の安全教育を4月18日(火)生コン工場、4月24日(月)砕石リサイクル部に対し実施しました。教育前に、平成28年8月24日 事故で亡くなられた被災者の方を悼み黙祷を捧げ、二度とあのような痛ましい事故を起こさないよう出席者全員で誓いました。
【教育内容】
1.健康管理について
約3年間感染が継続した新型コロナウイルスもほぼ落ち着きを見せ始め、流行性インフルエンザと同じような感染症法の扱いになってきたが、まだまだ感染すれば基礎疾患を持っている者及び高齢者等は感染すればリスクが大きいので十分注意すること。
3月30日に生コン車運転手が本社出発時、疾病(脳梗塞)により常日頃と異なる挙動が見受けられたので、即業務を取りやめ医療機関を受診させた。結果的に脳梗塞を発症しており、即 入院・療養になった。健康状況についてはそれぞれ自己に於いて管理し、少しでも異常があれば出勤を取りやめ、医療機関を受診すること。また、定期健康診断の診断結果をよく把握し、また、内容について分からないことがあれば会社顧問の産業医に相談し、指示を仰ぐこと。
2.車輌事故について
生コン工場において4件の車輌事故が発生。1件は、現場進入山道で運転不良によりガードレールに前方バンパー接触。2件目は、走行中 運転不良により石に接触。尚、当該運転手は会社に報告せず自分で被害箇所を勝手に塗装する。3件目として、本社場内にてバック中、後方車輌に気を取られてドラム缶に接触。4件目は、現場内で敷板に乗った時、板が上がり、ステップ泥よけ破損。4件とも被害は軽微であるが、慎重に運転すれば防げ得る事故なので、車輌運転時はより一層の注意を促す。
4月20日、ダンプ車輌で1件の被害事故が発生。犬鳴峠頂上付近走行中の当社ダンプに対向車輌が中央線を越えて接触。走行中は想像のつかない事故が偶発するので予測運転を心掛けること。
3.飯塚市大日寺付近の交通ルール及び本社周辺の事故に繋がりやすい危険な場所について説明し、安全運転を順守するよう注意を促した。
4.生コン運転手に対し、冊子「運転手の心得」を使用し教育した。
5.ドライブレコーダーにより制限速度を超えてる疑いのある者10名、また、急減速回数が多い者2名に対し、個別に注意した。