2023年06月05日

2023年5月度

2023年5月度の安全教育を5月19日(金)砕石リサイクル部、5月26日(金)生コン工場に対し実施しました。教育前に、平成28年8月24日 事故で亡くなられた被災者の方を悼み黙祷を捧げ、二度とあのような痛ましい事故を起こさないよう出席者全員で誓いました。

【教育内容】

1.健康管理について

約3年間感染が継続した新型コロナウイルスもほぼ落ち着きを見せ、流行性インフルエンザと同じような感染症法の扱いになったが、ウイルスの性状自体が変わったわけではないので、感染しないように注意すること。

また、これから暑い時期を迎え、熱中症のリスクが高まるので、エアコンの点検・空調服の準備などを行い、健康管理に気を付けること。

2.車輌事故について

砕石リサイクル部で2件、生コン工場で7件の事故が発生。

場内荷卸し中、ダンプ車輌がダンプアップの状態で移動したため横転するという重大事故に繋がる事故が発生した。ダンプアップする場合は地面がフラットな状態であることを確かめ、また、ダンプを上げた状況では車輌は移動しないこと。

生コン車輌が現場内にバックで進入時、建造物の引込線を切断するという事故が発生。現場進入時は経路図を遵守し、また、架空線等の状況を目視し、微妙な時には降車し、現場の指示を仰ぐこと。

相変わらず配達現場内での軽微な接触事故が発生しているので、基本に立ち返り、緊張感をもって作業にあたり、軽微な事故の段階で断ち切り、重大事故に繋げないこと。

3.5月16日発生した宮城県内東北自動車道下り線死亡事故について

5月16日(火)午後8時15分頃、宮城県栗原市の東北自動車道下り線において、車両故障のため路肩に停車していた乗客乗員40名ほどを載せた貸切バスに大型トラックが追突し、3名が死亡、1名が重傷を負うという事故が発生したことを受け、国土交通省から通達がある。

各運転手は乗務にあたり、疾病、疲労、睡眠不足等の健康状態及び過労状態の確実な把握に努め、安全に運行の業務を遂行することができないおそれがある乗務員を業務に従事させないこと。また、高速道路上で事故、故障等により緊急停止した場合は、交通の障害にならないところに移動させ、三角板及び状況に応じ発煙筒を使用し、後続車に異常事態を明示すること。

 

以上、通達事項をふまえ、乗務前日は過度のアルコール飲酒を控え、十分な睡眠をとり、乗務に臨むこと。また、6月に実施する定期健康診断時、気になる体の症状等があれば内科医に相談し、健康管理に努めること。

 

4.横断歩道場所においての歩行者保護について

横断歩道付近では歩行者がいる場合は必ず停止し、また、いない場合においても出来るだけ徐行し、歩行者保護に努めること。

5.福岡空港内現場においての諸注意

福岡空港制限区域での取引先の上記工事現場の搬入経路及び注意事項について工事現場所長より諸注意がある。

 

6.ドライブレコーダーにより制限速度を超えている疑いのある者10名、また、急減速回数が多い者2名に対し、個別に注意した。

安全への取り組みSafety Initiatives

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