2023年06月30日

2023年6月度

2023年6月度の安全教育を6月24日(土)生コン工場、6月26日(月)砕石リサイクル部に対し実施しました。教育前に、平成28年8月24日 事故で亡くなられた被災者の方を悼み黙祷を捧げ、二度とあのような痛ましい事故を起こさないよう出席者全員で誓いました。

【教育内容】

1.健康管理について

新型コロナウイルスの感染がテレビ、新聞などではトップニュースで扱われることは無くなってきたが、ウイルス自体が消失したわけではなく、油断すれば感染するリスクがあり、また、事業所単位で感染したところも見受けられるので、各自 今まで通り手洗い、消毒液の使用、また、人と接する場合はマスクを着用し、感染防止に努めるよう注意を促した。

6月3日と17日に実施した健康診断の診断結果を各自よく把握し、自分の健康管理に役立て、業務に臨むように指導した。

 

2.車輌事故について

生コン車関係で3件、砕石リサイクル部で2件の事故が発生。

生コン車関係事故1件目として、交差点赤信号停車時、ブレーキから足が離れ前方停車の車輌に追突。2件目、燃料タンクのキーリング取扱不良により紛失。3件目、現場荷卸し後、洗い作業中ドラムステップが破損しているのを発見。接触破損場所不明。砕石リサイクル部関係では、道路渋滞中、わき見運転により前方車に追突。砕石リサイクル部事故2件目として、トレーラ荷台後板のロックピンが抜けなかった為、重機で作業中、不適切により後板が変形。生コン車車輌とダンプトレーラ車輌が連日追突事故を起こしている。幸いにして人身事故には至らなかったが、気の緩み、不注意による漫然運転だと思うので、災害事故を発生させないように運転中及び作業中は気を緩めることなく、緊張感を持ち作業にあたること。

3.安全具(ヘルメット、安全靴、手袋等)及び歯止めの使用について

未だにヘルメットを被らず、作業をしている者が本社場内及び現場等で見受けられる。安全具(ヘルメット、安全靴、手袋等)は自分の身を守る最低限の防具であり、作業にあたる場合は必着すること。また、車輪歯止めは路面状況に関わらず、運転席側車輪に決められた通り確実に実施すること。

 

4.北海道八雲町で6月18日発生した、高速バスとトラック事故及び、6月16日発生した、埼玉県及び大阪市北区での交差点内でのトラックと自転車の接触による死亡事故事例の内容を出席者に説明し、大型車輌の事故は重大な死傷事故に繋がるので交通法規を遵守し、横断歩道等では確実に徐行、あるいは横断者がいる場合は停止し、また、体調不良等により運転すること無く、朝 点呼時、体の調子が思わしくない時は申告し乗務を避け、業務中であっても体調が変化した場合は即運転をやめ、会社に報告し、事故の発生を防止すること。

5.リサイクル場内での地上作業員に対する安全確認について

リサイクル場内で作業する場合は作業員を明示する為に赤旗を固定して作業にあたっているので、車輌運転手及び重機等のオペレーターは赤旗を視認した場合は注意し、地上作業員の作業範囲に入らないこと。

 

6.デジタルタコグラフによる速度違反及び急加速・急減速が疑われる者生コン車運転手6名、ダンプ車輌運転手4名に対し個別に注意指導した。

安全への取り組みSafety Initiatives

2024年08月29日 2024年8月度

2024年08月01日 2024年7月度

2024年06月26日 2024年6月度