2023年7月度の安全教育を7月28日(金)生コン工場、7月29日(土)砕石リサイクル部に対し実施しました。教育前に、平成28年8月24日 事故で亡くなられた被災者の方を悼み黙祷を捧げ、二度とあのような痛ましい事故を起こさないよう出席者全員で誓いました。
【教育内容】
1.健康管理について
一年でもっとも暑い時期が続いているので、作業時は熱中症に気を付け、前日は十分な睡眠をとり、飲酒を出来るだけ控え、体調管理に気を配り、この時期を乗り切ること。また、新型コロナウイルスに罹患している社員が何名か発生しているので感染しないようお互いに注意すること。
2.車輌事故について
生コン車関係で事故が5件、砕石リサイクル部で事故が1件発生している。
相変わらず 軽微な接触事故が3件発生。うち1件はルート判断を間違え、狭い道路に入り込み車体をブロック塀に接触。また、麻生セメント社 場内にて移動中、バック時に柱に接触。3件目として、本社プラント積込時、自分の思い込みにより、補助ホッパーの上がっていることを確認不足し、バックし、上がっていない補助ホッパーに接触。
作業時・運転時は焦ることなく、ひと呼吸おいて、必ず現場状況をよく確認し、手間を惜しむことなく、状況に応じては車から降りて目視にて確認すること。
また、車輌事故ではないが、スランプの大きな生コンを配送時、生コンクリートが少量ではあるが流出。配送時は必ずドラムを正回転させ、ドラムロックをかけ運送すること。
砕石リサイクル部の事故として、重大事故に繋がりかねない事故が発生。
バックホーで作業中、大雨降雨後で土壌の軟弱な場所に判断不良で重機を埋まり込ませ、半転倒させるという事故が発生した。作業時は、上記 生コン車事故の原因にも繋がるが、必ず、作業場所の状況(地面の傾斜、土壌の軟弱、また土砂の崩落など)を作業開始前に把握し、業務に臨むこと。
作業現場は絶えず状況が変化しているので、生コン配達現場及びダンプ・トレーラ等の工事現場に於いても現場状況を必ず目視し、事故防止に努めること。
3.生コン車配達現場付近での諸注意について
4.作業服の着用について
作業服は作業の効率化の為、また、危険防止の為に着用するので、上衣のファスナーを首元まで閉め、また、袖をまくり上げることなく、作業着はもしもの場合、むき出しの肌を保護する役割もあるので、上着・ズボンは正しく着用し、ズボンの裾元もぞろびかせることなく、作業時の邪魔にならないよう長ければまくり上げ、事故を防止すること。
5.デジタルタコグラフによる速度違反及び急減速が疑われる者生コン車運転手2名、ダンプ車輌運転手2名に対し個別に注意指導した。