2023年08月31日

2023年8月度

2023年8月度の安全教育を8月22日(火)砕石リサイクル部、8月23日(水)生コン工場に対し実施しました。教育前に、平成28年8月24日 事故で亡くなられた被災者の方を悼み黙祷を捧げ、二度とあのような痛ましい事故を起こさないよう出席者全員で誓いました。

【教育内容】

1.健康管理について

今年の夏は例年になく暑い季節となり、全国各地で熱中症患者が急増している。我が社では熱中症患者は今現在発生していないが、睡眠をよく取り、過剰な飲酒を控え、のどが渇く前に早めの水分補給を摂取するなど、熱中症予防に努めること。

また、新型コロナウイルスに罹患している社員がまだまだ見受けられ、また、例年冬場に発生するインフルエンザが今年は夏場に流行しているので、コロナウイルス・インフルエンザ両方ともに感染しないようお互いに注意すること。

2.車輌事故について

生コン車関係で事故が5件、砕石リサイクル部で事故が3件発生している。

車輌接触による軽微な事故が4件、不注意による燃料カード紛失、また、整備不良による車輌損傷2件、作業手順ミスによる生コン流出事故1件、都合8件の事故が発生した。

相変わらず配達現場内・本社場内で後進時の接触事故が発生している。いずれも軽微な事故で人身事故には発展していないが、軽微な事故とはいえ、悪条件が重なれば重大事故に繋がりかねないので、事故を発生させないよう緊張感を持ち作業にあたること。

3.車輌整備、その他について

・燃料給油時の注意

炎暑の時期、燃料タンクに燃料を満タンにすると、高温度により燃料が膨張し、キャップから燃料が漏れ出し危険なので、満タンにせず8割程度で抑えること。

・バッテリーの異常事故について

本社場内において、バッテリー液の枯渇により、バッテリー内部が爆発するという事故が発生した。日常点検が疎かになり、バッテリー液の補充を怠ったのが原因であり、毎日の始業点検時 バッテリー液の補充・点検を心掛けること。季節の変わり目は最低4回、酷暑の時は補充・点検回数を増加すること。

 

4.デジタルタコグラフによる速度違反が疑われる生コン車運転手3名に対し個別に注意指導した。ダンプ車輌においては速度違反急減速回数ともに多発者は発生しなかった。

 

後記

平成28年8月24日、あの暑い日の悲惨な事故から7年が過ぎました。

我が社の安全運転の取り組みはあの日の事故が原点です。

亡くなられた方の無念の想い、残された方々の悲嘆さは、歳月が過ぎても癒されるものではありません。

私達に出来るのは、車を運転する全ての社員が、無念の想い、悲嘆さをそれぞれの心に刻み、安全運転に徹する為に、安全教育をこれからも続けていきます。

安全への取り組みSafety Initiatives

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