2023年10月度の安全教育を10月24日 生コン工場、翌日10月25日 砕石リサイクル部に対し実施しました。教育前に、平成28年8月24日 事故で亡くなられた被災者の方を悼み黙祷を捧げ、二度とあのような痛ましい事故を起こさないよう出席者全員で誓いました。
【教育内容】
1.健康管理について
季節の変わり目を迎え、朝晩は冷え込む時期になりました。健康管理に気を付け、自分自身の体調に合わせ、インフルエンザワクチンの接種、及び、まだまだ感染が収まらない新型コロナウイルスワクチンの接種を受けるなどして業務に支障の出ないようにすること。また、出勤時アルコールチェックにより、陽性反応が出た運転手が見受けられるので、前日前夜の飲酒を控えること。
2.車輌事故について
生コン車関係で事故が3件発生したが、砕石リサイクル部では無事故で安全ミーティングを迎えることができた。生コン車事故の1件目として、現場で荷卸し後、退出時、右折するとき運転不良により車輌止めに右側サイドバンパー接触。原因として、左側のガードレールに気を取られ、運転操作を誤ったと考えられる。運転時は前後左右をよく注視すること。2件目として、箱崎工場内にてバックで移動時、当社生コン車同士による接触。事故の原因として、車輌で混雑している場所に於いて、かなりの距離があるのにバックで進行するという不適切な運転であり、また、上記事故と同じく左右後方の確認不足である。3件目は、現場内で移動中、方向変換時バックし、現場隣接のガードレールに接触。初めての現場では必ず現場状況をよく視認・確認し、また、車内設置のバックモニターを利用し運転すること。
前回ミーティング時発表した件数より1件減少したが、個人個人で細心の注意を持ち運転すれば、今回発生した事故も0件に抑えることが出来ると思うので、発生した事故の原因と今後の反省を一人一人がよく解釈し、明日からの安全運転に活かしていき、次回ミーティング時は事故発生件数0件を目指すこと。
3.デジタルタコグラフによる速度違反が疑われる運転手3名、また、急減速回数が多発している運転手6名に対し個別に注意指導した。