2023年12月度の安全教育を12月20日 砕石リサイクル部、12月27日 生コン工場に対し実施しました。教育前に、平成28年8月24日 事故で亡くなられた被災者の方を悼み黙祷を捧げ、二度とあのような痛ましい事故を起こさないよう出席者全員で誓いました。
【教育内容】
1.健康管理について
今年もいよいよ、押し迫り年の瀬を迎え、何かと慌ただしくなる時期になった。エルニーニョ現象により、今季の冬は暖冬と言われていたが、一気に寒気が押し寄せ厳冬の時期になった。気温の急激な変化により体調管理が難しく、新型コロナ感染およびインフルエンザ感染に気を付けるとともに、忘年会等で飲酒の機会も多いと思われるが、翌日の乗務を控え、酒量をほどほどにし、業務に支障なく安全運転に努めるように社長から指示がありました。
2.車輌事故について
生コン車関係で7件の事故が発生。相変わらずバックによる運転により3件の接触事故発生。1件目は、現場内ポンプ車にバックでつける時、電信柱の交通標識にバイザー接触。2件目は、現場からバックで出る時、注意不良によりポンプ車にシュート接触。3件目として、現場内で立会いの指示により後退時、同僚車に接触。バック時は当然後方が見えないので、3件ともよく確認・視認すれば防げえる事故なので、バック時事故ゼロを目指すこと。
思い違いによる事故が2件発生。1件は、ギアを2速に入れたつもりがバックギアに入れ、ベルトコンベアにバンパー接触。車輌運転時は一つ一つの動作をよく確認し、また、配達時は伝票をよく読み込み、出発を慌てることなく、現場名・車番・数量・配合表および備考欄をよく確認すること。現場配達時、場内ヘアピンカーブで運転不良により壁にバンパー接触。本人の話によると「一回で曲がれると思ったが、タイヤが右側に滑り、接触した。」との事だが、運転操作時は思い込み・見込み違いによる事故を防ぐこと。最後の1件として、箱崎工場洗い場にて作業中、不注意に車を前進させ、コンクリート壁にシュート接触。作業時は焦ることなく、落ち着きを持ち業務にあたるように社長、工場長及び運行管理者より注意があった。
3.配送現場へのルート図及び注意事項について生コンクリート工場長より指示伝達があった。
4.年末年始の業務について社長より指示説明があり、年の瀬を迎え慌ただしさを増し、交通事情も渋滞が多くなり交通事故も多発しやすいので、交通法規・交通ルールを順守し、運転する事。また、各作業においても安全に留意し、落ち着いて作業にあたること。
5.デジタルタコグラフによる速度違反が疑われる運転手5名、また、急減速回数が多発している運転手2名に対し個別に注意指導した。
6.社長より
年の瀬を迎え、新年にあたり、来る年も日々無事故無災害を積み上げ、一年間事故ゼロを目指して社員一同で頑張るよう訓示がありました。皆さんよいお年をお迎えください。