2024年4月度の安全教育を4月22日 生コン工場、4月25日 砕石リサイクル部に対し実施しました。教育前に、平成28年8月24日 事故で亡くなられた被災者の方を悼み黙祷を捧げ、二度とあのような痛ましい事故を起こさないよう出席者全員で誓いました。
まず初めに社長より話がありました。
~社長の話~
季節の移りも早いもので、咲き誇った桜も葉桜の時期を迎えて、新緑が陽光に照らされ、眩しく感じられる季節になり、春の交通安全運動も4月6日から15日まで実施されました。3月から4月にかけては転勤、卒業、また、新入学生の移動の時期になり、新一年生 また 高齢者など交通弱者が生活道路を使用する機会が増え、私たちプロドライバーは今まで以上に交通弱者に気を配り、横断歩道の一時停止はもとより、高齢者などは横断歩道の場所でない所でも道路を横断しがちなので、状況に応じ 徐行運転をして、交通弱者を目にした場合は安全に配慮し、運転するよう心がけてください。
●車輌事故について
前回のミーティング時は生コン車関係で8件の事故が発生しましたが、皆さん方の事故防止に対する意識が高まったと思われ、今回は4件と無事故ゼロ達成には及ばなかったけれど半減し、無事故ゼロへの足がかりになったと捉えたいと思います。
事故4件のうち1件は、根絶するのは無理なのか、また現場内でバック走行でポンプ車に着ける時、ポンプ車の配管に接触、テールランプ破損するという事故が起きています。誘導員の指示があっても状況が分からない時は必ず車から降り、自分の目で状況をよく視認してバックすること。
2件目は、幸いにして人身事故には繋がりませんでしたが、T字交差点で本線に進入時、本線道路直進車と間隔なく合流したため、自車右側ドアに相手車輌が接触。一時停止の標識があったにもかかわらず、完全停止することなく本線道路の状況をよく確認しなかったのが事故の原因だと思われます。車輌運転時は漫然運転をすることなく、安全意識を持ち、適度の緊張感をもって運転するように指示がありました。
3件目は営業車輌ですが、コンビニ駐車場から出る時、携帯電話を触っていたため、前方のダンプに気付かず追突するという事故が発生しています。自社の車は損傷が激しかったが、相手ダンプは損傷箇所も見当たらず、相手運転手は負傷もなかったので、お互い事故として警察に届け出ることもなく、現場で別れるという不祥事が発生しています。軽度の接触事故とはいえ、必ず会社に報告し、会社からの指示を仰ぐよう注意がありました。
4件目として、点検不良なのか走行中に突風が吹き、フロントミラーが上向きになり、ミラーの留め具が欠損するという整備不良事故が発生しています。始業前点検、終業時点検を心掛けて車輌整備を心掛け、安全運転を心掛けること。
●デジタルタコグラフによる急減速回数が多発している生コン運転手1名に対し個別に注意指導した。今回、速度違反が疑われる者は見受けられなかった。