2024年06月26日

2024年6月度

2024年6月度の安全教育を6月21日 生コン工場におこない、6月24日 砕石リサイクル部に対し実施しました。教育前に、平成28年8月24日 事故で亡くなられた被災者の方を悼み黙祷を捧げ、二度とあのような痛ましい事故を起こさないよう出席者全員で誓いました。

まず初めに社長より話がありました。

 

~社長の話~

 

例年、6月初めに梅雨入りの時期を迎えるが、今年は平年より13日遅く、昨年より19日遅く梅雨入りになりました。雨の季節を迎え、路面が滑りやすくなり、スリップ事故の発生、また、視界が悪くなり、運転条件としては適した時期ではありません。雨の日はとくに車間距離および道路状況に細心の注意を払い、運転するようにしてください。

昨年、令和5年中に全国で発生した交通事故件数は307,930件となり、前年より7,091件増えています。死傷者数は368,273人となり、前の年より9,062人増加しました。19年ぶりの増加となっています。死傷者数の内訳で“歩行中”と“自転車乗用中”の死傷者数が増加しています。1日平均だと844件事故が発生しております。1時間当たり35件の事故が発生し、2秒間に1件の事故が起きています。

6月18日火曜日、東京墨田区で大型トラックが交差点を左折する時、車いすに乗った女性を巻き込み、死亡するという痛ましい事故が起きた翌日、福岡県苅田町で大型トレーラーが左折時、横断歩道を渡っていた自転車に乗っていた男性を巻き込み、死亡させるという類似の事故が発生。左折時の大型車輌による死亡事故は後を絶ちません。トレーラーの運転手は「もっと確認して進めばよかった」と話しています。

交差点左折時の巻き込み事故を根絶するためには、左折時一時停止もしくは徐行し、サイドミラーなどに小さな子供、車いすなどが映りにくいのをよく認識し、“自分は絶対に事故を起こさない”という強い決意を持ち、一時停止、徐行を徹底し、業務にあたること。

●車輌事故について

生コン工場で4件の事故、砕石リサイクル部で1件の事故が発生しています。携帯電話通話中の事故1件、また、バック時ラジオを聴きながら接触事故1件。毎回 注意指導しているが、運転中の不必要な携帯電話の使用、また、後進時は携帯電話の使用はもとより、ラジオの聴取もやめるように指導していますが、類似の事故が相も変わらず発生しています。

同僚運転手が起こした事故を他人事とは思わず、“いつ自分も同じような事故を起こすかもわからないという”緊張感を持ち、人の失敗を自分のものとし、安全運転に臨まれてください。

生コン工場の1件目の事故は、交差点左折時、運転不良によりガードレール・ガードパイプ等に接触破損事故。2件目は携帯電話で通話しながら走行し、左側電柱に左サイドミラー接触。3件目は、現場内でポンプ車につけるため後進中、注意不良により道路標識のポールに左ドアウィンカー接触。4件目は、現場で打設終了後、ドアがロックされ業者に開錠を依頼するという事故。砕石リサイクル部では始業点検時、脚立を使用し、その後 脚立を格納し忘れ、車を発進させフロントバンパーに接触するという、ヒューマンエラーの事故発生。一つ一つの作業動作をよく確認すること。

 

●車輌整備点検時の注意点について

 

●運転手の運転効率について

 

●デジタルタコグラフによる一般道速度超過が疑われる運転手1名、および急減速回数多発者5名に対し個別に指導し、安全運転にあたるように注意した。

安全への取り組みSafety Initiatives

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