2024年8月度の安全教育を8月23日 砕石リサイクル部におこない、8月24日 生コン工場に対し実施しました。教育前に、平成28年8月24日 事故で亡くなられた被災者の方を悼み黙祷を捧げ、二度とあのような痛ましい事故を起こさないよう出席者全員で誓いました。
まず初めに社長より、亡くなられた方と家族の方を悼み、出席者に対し話がありました。
「あの暑い夏の日の悲惨な事故から8年が過ぎました。
亡くなられた方の思い。家族を残して理不尽な最期を迎えた気持ち。
如何ほどつらい思いをして逝かれたのか。また、残された人達にとっての悲嘆さ。それを思うと、歳月が経過しようとも決して忘れ去られるものではありません。
私たち、運転に携わる者として出来ることは、安全運転に徹して事故を起こさない、人の命に係わる事故を起こさないという、強い決意をもって運転することです。その決意と結果が、亡くなられた方と残された人達に対する私たちの償いです。
どうぞ、出席されている皆さん、安全運転に対する強い思いを持ち、本日のミーティングに臨まれてください。」
- 車輌事故について
生コン工場で3件、砕石リサイクル部で1件の事故が発生しています。
生コン工場の事故1件は、現場内にバックで進入時、切り返し運転時、前方の電信柱にバイザー接触。2件目として、本社第1プラントにバックで進入時、運転不良によりホッパーカバーが接触。
2件とも根絶するのが無理なのか、後進中の事故です。バックギアに入れた時から強い安全意識を持ち、慎重な運転をされてください。
3件目は、整備不良・点検不良によるスペアタイヤ落下事故です。
砕石リサイクル部でも1件の点検不良事故が発生。トラクタートレーラーが本社場内に入場時、アウトリガーの収納確認の点検不良により、アウトリガーが地面に接触破損。
前記、生コン車輌スペアタイヤ落下事故と同じく、整備不良・点検不良は重大な事故に繋がります。車輌整備・車輌点検をおろそかにすることなく、業務に臨まれてください。
- 安全運転および安全点検について
- デジタルタコグラフによる速度違反が疑われる者1名に対し注意した。
今回 急減速回数多発者は発生しなかったが、今後も引き続きタコグラフにより速度超過・急減速回数多発者に対し注意指導していく。