2025年06月09日

2025年5月度

2025年5月度の安全教育を5月23日生コン工場、5月30日砕石リサイクル部に対し実施しました。教育前に、平成28年8月24日 事故で亡くなられた被災者の方を悼み黙祷を捧げ、二度とあのような痛ましい事故を起こさないよう出席者全員で誓いました。

 

 

まず初めに社長より話がありました。

 

季節の移り変わりが早く、桜の華やかな季節、新緑の眩しい時期を過ぎ、雨の季節を迎えようとしています。雨の時期は、車輌運転時は視界が悪くなり、また、歩行者は雨傘をさすため、歩行者側からも車輌の接近が見づらくなります。また、路面が濡れるため、ブレーキをかけても制動距離が長くなります。色々な悪条件が重なりますので、運転するときは絶えず降雨時の悪条件を想定しながら運転に臨まれてください。

 

 

  • 車輌事故について

さて、前回ミーティング時より昨日まで事故が4件発生しました。

事故件数としては前回ミーティング時より減少しましたが、負傷災害事故が2件発生しています。

1件は箱崎生コン工場内で上澄水処理水槽内に設置してあるポンプ本体の清掃作業後、ポンプの動作確認の為、ポンプを始動すべきところ、担当者がポンプ始動のスイッチを間違え、撹拌機のスイッチを入れた為、撹拌機の羽根が動き、その場にいた2名が羽根に接触、転倒し負傷。

発生原因としては、作業担当者が機械類スイッチの操作をよく把握していなかったことが原因と思われる。

2件目として、砕石リサイクル場内でホッパー下部の原石押し出し機のレール交換作業準備時、右手甲の部分に車輪が乗り上がり、右手甲の部分を裂傷した。原因は機械の運転を停止せず作業を行ったため。

上記2件とも全く初歩的なミスであり、機械担当者はスイッチ類の動作確認と場所をよく把握しておく事とともに、必ず清掃作業、補修作業時は機械類のスイッチをオフにし、他の社員に周知徹底させること。

 

 

また、今回は協会の方から事故速報で4件の重傷事故の連絡がありました。災害負傷事故は“いつ、どこで、だれに”起きるか分かりません。業務に臨むときは、安全具の装着および点検箇所機械の電源スイッチをオフにすること。また、一人で作業にあたらず、必ず複数で作業すること。

 

2件の車輌事故の1件目は油圧ショベルの運転開始時、近くにあった生コン車のフロントガラスに傷があるのを発見。もう1件は現場終了後、走行中タイヤの間に挟まった石が跳ねて、タイヤハウスに当たり損傷するという事故が発生。

必ず始業点検を実施し、また現場で荷卸し後 出発時は車輌の周りを一周し、現場周囲および車輌の状況をよく点検し、運転すること。

 

  • 令和7年6月1日付で改正労働安全衛生規則が施工されたことに伴い、「職場における熱中症対策の強化について」出席者全員に資料を配布し、教育しました。

 

  • デジタルタコグラフによる急減速回数多発者および速度違反が疑われる者は今回見受けられなかった。

 

安全への取り組みSafety Initiatives

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