2025年9月度の安全教育を9月22日砕石リサイクル部、9月24日生コン工場に対し実施しました。教育前に、平成28年8月24日 事故で亡くなられた被災者の方を悼み黙祷を捧げ、二度とあのような痛ましい事故を起こさないよう出席者全員で誓いました。

 

 

まず初めに社長より話がありました。

 

９月中旬になっても酷暑が続いていましたが、ここ3～4日の雨によりいくらか暑さが和らいだ気がします。ここ数年、季節の移ろいを感じられなく、春の穏やかさ、秋の過ごしやすさがなく、暑い時期から寒い時期の極端さばかり目立つような季節感だと思います。しかし、季節は秋の時期を迎えています。

 

2025年秋の全国交通安全運動が9月21日から30日まで行われます。今年の重点項目は「歩行者の安全確保」と「飲酒運転・ながら運転の根絶と早めのライト点灯」および「自転車・特定小型原動機付自転車安全利用」が掲げられています。秋の夕暮れは早く、見通しが暗くなるので、速め速めにライトを点けて、歩行者の発見および交通状況を把握して安全運転に務めてください。

 

 

• 事故について

砕石リサイクル部で2件の事故発生。生コン工場で4件の事故が起きています。

砕石リサイクル部の事故1件は、本社計量器に進入時、運転不良により計量器に接触。生コン工場でドラムのレバーロックを忘れ、道路上に生コン落下。また、生コン荷下ろし後、現場出発時アコーディオン式のゲートに接触事故。いずれも、今まで繰り返された類似事故の発生です。

他に現場内で軽微な接触事故3件、また車輌整備時の機器破損事故1件が発生している。

一つ一つの手順・動作を確認することなく漫然と作業に臨んだ結果であり、基本に立ち返り、運転および機械の操作時はよく確認して作業にあたること。

また、車輌の故障・破損した場合は、速やかに配車主任および会社に報告すること。

 

• 群馬県高崎市の生コンクリート工場での貯蔵サイロ内の生き埋め事故について事故の状況を説明し、同業種で起きた事故なので、担当者に注意喚起した。

 

• デジタルタコグラフによる速度違反が疑われる者1名に対し、個別に注意指導した。急減速回数多発者は見受けられなかった。